50代前半でアーリー/セミリタイア業界にデビューすることになるオジサン(私の事)の生態は興味深いものがあります。
今回はリタイアからある程度経過した後の生態をパート2として独断と偏見で”あるある”を紹介します。
【退職から3ヶ月以上経過】
①リタイア当初は怠惰な生活にならないように日々の中にルーティンを設定し、一つ一つこなすことで充実感を感じていたのですが、ある時期より「ま~いっか」と一つ一つルーティンが減り続け、その日の気分と天気で本能的に行動するようになります。
②当初は違和感を感じていた平日の外出や買い物も完全に風景に溶け込み、仕方なく土日に買い物に行かなければならない時は若い人が多くて逆に違和感を感じる。
③ストレスフリー状態が継続すると「人生とは何か?」とか「幸せとは?」などの哲学的な問いも頭に浮かぶことも少なくなり、目の前の「今日は晩飯何食べようかなぁ」とか「この虫はどこから侵入したのだろう?」等の話題が優先されます。
意識高い系の現役サラリーマンの方々から「そんな生活で楽しい?」と問われてもリタイアから半年も経過すると自信をもって「はい。楽しいですが、何か?」と返答できる境地に達する。
ということで、長年かけて蓄積してきたサラリーマンの習慣、価値観が剥がれてきた早期リタイア中級者編でした。自分の目線が変わると同じ風景も変わるもんですね。