私は1966年生まれ(55歳)ですが、丙午(ひのえうま)という60年に一度訪れる特殊な干支の生まれです。
*この年には火災が多く、また、この年生まれの女は夫を殺すという俗信がある。
当時は迷信を信じる人々が多かったようで、前年(1965年生まれ)に比較し前年比72%と劇的に出生率が低かった年だったようです。
私の生まれた世代を振り返ると前後の年より25%少ない訳ですから、学校ではクラスの人数が少なかったり、必然的に競争率が低く受験も有利だったのだと思います(実感はありませんが…)
そして、この世代の就職時はバブル終焉前の最後の好景気に浮かれた時代で、就職活動も超売り手市場でした。ただでさえ競争の少ない学生生活から売り手市場の就職環境というプレミアム世代でした。
この後にはバブルが崩壊し、現在の40代は就職氷河期という厳しい環境であったと思います。しかし、試練を勝ち抜いてきた人材は当然優秀で、浮かれた1966年生まれの世代は駆逐されていきます(あくまでも個人的な感想で優秀な1966年生まれの方もおられるとは思います)。
最近ニュースで話題となったパナソニックのリストラも50歳以上の”バブル世代を標的”にしたものであるようです。。。何か「アリとキリギリス」を見ているようで悲壮感すら漂ってきます(バブル世代は出口も恵まれてるのか!と批判もあるようですが)。
何れにしても、「迷信など信じる事なく」なのか「仕方なく」なのかは分かりませんが、世間の逆張りを貫きプレミアム世代に生んでくれた両親に感謝です。
ちなみに、次の丙午(ひのえうま)は2026年です。