セミリタイアして別荘地に住んでみる

那須の別荘地で緩~い田舎暮らしの実験中です

セミリタイアの敵は承認、所属欲求か?

心理学者のA.マズローが提唱した欲求段階説は有名ですが、人間は衣食住(第一段階)や身の安全(第二段階)が充たされると社会的欲求(所属の欲求/第三段階)、承認欲求(第四段階)の人間関係に関する欲求を充たしたくなる生物のようです。

一方、会社組織はこの欲求を巧みに充たしてくれます。「私は〇〇会社の△部の部長です」という肩書に満足したり(社会的な存在意義)、会社に文句があったとしても所属しているだけで守られている安心感を感じたり、社内の人間関係も「なぜ上司は私の成果を認めてくれないんだ!」とストレスが溜まっても、所属の欲求、承認欲求を時々充たしてくれる会社を辞めるという決断はなかなかできないのも理解できます。

但し、これらの欲求は根源的な欲求で努力で排除できるような物ではないので、セミリタイア・アーリーリタイアした人でも十字架を背負うように持ち続けなければならない物なのかもしれません。または会社組織以外でこの欲求を充たそうとするのだと思います(ブログで”いいね!😊”を貰うと嬉しくなったり)。

頭ではセミリタイア・アーリーリタイアを考えていても、これらを失う恐怖が行動を抑制してしまうのが大多数ではないでしょうか。

しかし、この欲求段階説のピラミッドの頂点は自己実現欲求(第五段階)で、「自分の世界観・人生観に基づいて、「あるべき自分」になりたいと願う欲求」です。

マズローは最初の4欲求を「欠乏欲求」、最後の1つを「存在欲求」とまとめており、自己実現を達成できた人は数少ないと分析しているようです。セミリタイア・アーリーリタイアは第三、第四欲求を多少犠牲にしてでもこの第五段階を充たす行動なのかもしれませんね。

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