自然との共生を目指すナチュラリストを標榜しておりますが、屋内に侵入する虫たちには容赦しない二面性を持っております。
稀にしか見る事のないゲジゲジやカマドウマ等の昆虫は遭遇時のインパクトはあるのですが、昨年の入居以来ボディーブローのように悩まされ続けているのがアリ(小型のヤツ)です。春から夏に活動が最盛期になるようで、昨年も悩まされておりました。
今年も起床後にリビングの床に一直線上に数匹のアリの死骸が落ちており、活発に活動しているアリはあまり見ないという状況で、侵入経路の特定が困難でアリの歩行経路と疑った一直線上を長時間観察するというリタイア者の特権ともいえる持久戦に持ち込みました。
数時間経過後、一直線上に突然、異次元からワープしてきたようにアリが出現しました。
「アレ?何コレ、どういうこと?」
床と壁の隙間からの侵入を疑っていましたが、何と天井が彼らの生息域でした。天井が別荘仕様で高いため気付きませんでした。。。どうやら、弱ったアリが重力に負けて天井から落下していたのが前述のアリの死骸の原因でした。
ここから、アリとの攻防戦の開始です。3mの長い脚立を用意し、リビングの家具は全て別室に移し、天井のパネルの継ぎ目に徹底的に殺虫剤の噴射です。完全撲滅までに3日間を要しました。また、再燃防止のため”アリの巣コロリ”も購入し設置しました。
ちなみにアリの生態は「春から初夏にかけて卵を産み続けます。夏にはオスとメスの羽アリが羽化して結婚飛行に出かけ(6月以降)、新たな場所にコロニーを作るのが特徴です」だそうです。