セミリタイア村(にほんブログ村)のブロガーさんの中にも20~30代のFIREを目指す若い人たちが多数おり、読者にも若い方が一定数がいるんだろうなぁと思います。
私のサラリーマン時代を振り返ってみても10~15年前より入社してくる新人さんが「私は不労所得で生活するのが夢です!」と公言する女性にオジサン連中が驚いたり、積極的にFXなどの投資をしているのは明らかに中高年のオジサンよりも若い人(20~30代)との印象がありました。
私(50代半ば)の世代は入社後にバブルが数年で崩壊し、そもそもお金もありませんでしたのでバブル崩壊の傷は負いませんでしたが、「投資=悪」のようなイメージが刷り込まれた世代のように思います。加えてバブル精神性の残滓により私の20代は貯金は0という散財生活者でした(円高による海外旅行ブームとかで…)。
現在の若い人の積極的な投資姿勢はモノ作り国家としは衰退しつつある日本が世界最大の投資国家に変わっていく過程のようにも思います(UNCTAD(World Investment Report 2020:15)によれば,2019年には日本は世界最大の対外直接投資(2,270億ドル)を行う「海外投資大国」)。
つまり、定年まで真面目に勤め上げても給料が右肩上がりには上がらなくなった社会では資産の運用は当たり前であり、早めのFIREを目指すのが賢い生き方であり必然なのだと思います。
となると、既にニュータイプに進化しつつある若い人達へ私のような旧タイプ(バブル最終形プロトタイプ型)の人間から心に響く発信は難しいのだろうと感じます。😢
将来、FIREが当たり前になった日本の社会も素敵だなぁと思います。