セミリタイア生活を1年過ごしてみて、セミリタイア/アーリーリタイアに向いてない人とは自己肯定感が低い人ではないかと感じています。
自己肯定感とは「自分の存在には価値がある」「自分自身に満足できている」と自分の価値や存在意義を肯定できる、自分自身を認め尊重できる感覚のことです。自分が他人からどう評価されているかではなく、自分自身が現状の自分に満足できているかどうかを基準に考えることで、自己肯定感の高さは決まります。
自己信頼感が低いと「失敗するのでは?」と一歩が踏み出せなかったり、優柔不断であったり、他人に依存してしまう傾向があるようです。
セミリタイア/アーリーリタイア生活では一つ一つの判断は全て自分であり、誰からの指示もありませんし、誰からも評価される事もなく完全に自己完結型でなくてはなりません。
私の場合は「ポジティブバカ」ではないと自分では信じていますが、一人で実行し、一人で行動結果に満足できる自己完結型人間であることは間違いなく、サラリーマン時代も物事を自分に都合よく解釈できる能力は高かったように思います。
やはり、セミリタイア/アーリーリタイア生活には緻密な計画性と一方で能天気な程の自分への根拠のない自信に基づく自己肯定感を持つことが成功の秘訣ではないかと思っています。
人の性根は中々変えられる物ではないので、これからセミリタイア/アーリーリタイアを目指す方は一度、自身の自己肯定感を分析してみてはいかがでしょうか?