セミリタイアして別荘地に住んでみる

那須の別荘地で緩~い田舎暮らしの実験中です

私の「転職」が失敗だった訳

私は30年間勤務した会社を退職後に50代前半で転職を一度経験していますが、転職先の会社では1年半という短さで退職し、逃げるようにセミリタイア生活に突入した「無計画&逃避型セミリタイアグループ」に属する人間です。

あれから2年半が経過して冷静に当時を評価できるようになった様に思います。

長く務めた会社は外資系企業という事もあり、家族的経営の会社とは対極にあるドライな社風(社員同士は仲は良いですが、個人対会社の関係はドライ)だった様に思います。常に「自分の市場価値を知れ!(給料分の働きができているか?)」、「会社に不満があるなら転職すれば?」的な感じです。

社内異動をきっかけに常設の早期退職プログラム(年収1年分上乗せ)に申し込み、無理ゲーとも言われる50代管理職の転職を目指しました。

結果は当ブログの初期の記事でも書いた通り、挫折を続けた末に首の皮一枚で転職を果たす事ができましたが。。。shaaa.hatenablog.jp

転職先の会社では教科書通り、謙虚な姿勢で「前の会社では〇〇~」のような発言も抑えるように心がけましたが、比較的若い会社で社員の層も経験が浅い人材が多く3ヶ月もすると思い通りに進まない仕事と短期的な成果に焦るあまりに「冷酷なウザい上司」へ変貌していきました。ここからは次第に空回りを始め悪循環へまっしぐらでした。

そして行き着いた先は人里離れた野鳥と虫の声しか聞こえない森の中でした。😥

この転職の記憶のが蘇ったのは最近アルバイトを始めて久しぶりに他人と接する機会が増え、人と人との関係は「信用&信頼」(良い部分も悪い部分も含めて人を知るには時間が必要)の前提がないと、肩書があろうと正論を語ろうと成立しないという基本的な事を思い出させてくれました。

そうゆう意味ではYouTube配信者やブログを書くことも似ていて、ある程度の配信や記事を見続けないと発信者の言葉が心に響く事はないですよね。

私の転職失敗の理由は功を焦るあまりに十分な「信用&信頼」が築けていなかったという事に尽きると思います。